crosstalk consultant入社5年目社員座談会 -コンサルタント-

より本質的な提案へ––
学びと経験を得てきた今と
これから目指す未来

新卒入社5年目のコンサルタント3名が三菱UFJリサーチ&コンサルティング(以下、MURC)で得た経験やキャリアパスをクロストーク形式で振り返ります。高い志で飛び込んだコンサルティング業界。さまざまな学びや気づきを通じ、コンサルタントとして着実に成長を続ける先輩たちがいます。

Member

  • コンサルティング事業本部
    戦略コンサルティングビジネスユニット
    戦略コンサルティング部
    ヘルスケアコンサルティング室
    コンサルタント
    2019年入社
    大沼 幸暉
    学生時代は生命科学を専攻。仮配属ではイノベーション&インキュベーション部をはじめ、複数部署にて大企業向け戦略策定支援等を経験し、本配属時には経営コンサルティング第1部へ。3年目にヘルスケアコンサルティング室に異動し、プロジェクトリーダーとしてマネジメント、営業提案や調査・分析、資料作成等幅広い業務に従事。
  • コンサルティング事業本部
    戦略コンサルティングビジネスユニット
    イノベーション&インキュベーション部
    コンサルタント
    2019年入社
    齊藤 美波
    学生時代はビジネス実務法務や国際取引法等を学ぶ。サステナビリティ戦略部、戦略コンサルティング部の仮配属を経て、戦略コンサルティング部とイノベーション&インキュベーション部を兼務し、多角的なアプローチ・プロセスを知る。現在はイノベーション&インキュベーション部専任として大企業向け戦略コンサルティングにおける調査・分析及び顧客コミュニケーション業務に従事。
  • コンサルティング事業本部
    組織人事ビジネスユニット
    HR第1部
    コンサルタント
    2019年入社
    納見 一輝
    学生時代は機械工学を専攻。仮配属では前期はコーポレートアドバイザリー部、後期はHR第1部に所属。本配属は引き続きHR第1部にて調査・分析や資料作成、ディスカッションを含む顧客コミュニケーション等の生産業務に従事。現在はプロジェクトのサブリーダーとして部署内の組織づくりや人材育成に力を注ぐほか、営業活動や執筆等のパブリシティ活動等を行う。
※所属部署・入社年数は取材時点のものです。

実践で役立つ仮配属期間の経験

入社5年目となりました。新入社員研修を振り返っていかがでしょうか。

齊藤
新入社員研修、懐かしいです! 最初の1ヵ月は政策研究事業本部の同期の研究員と合同で集合研修があり、その後、7月までコンサルタントのみの研修が行われました。集合研修で学んだ社会人としてのビジネスマナーや上司とのコミュニケーションの取り方等は、今も業務遂行のうえで土台となっており、日々役立っています。納見さんはどうでした?
納見
私は社会人というだけでなく、プロのコンサルタントとはこういうものなのだと実感した出来事がありました。講師を務められたコンサルタントの役員の方々が、私たち新入社員の名前やバックグラウンドを完璧に覚えてくださり、声かけひとつで安心感を与えるプロフェッショナルな一面に当時驚きました。
大沼
納見さんが言うように、学生から社会人になったばかりの自分たちと、第一線で活躍している先輩との差を肌で感じ、身の引き締まる貴重な期間でした。
齊藤
スキル面では学生時代に馴染みのなかった財務諸表やバリュエーション等、財務系の基礎を学ぶプログラムがとても有意義でした。基本的な考え方を知っていることで、それらを考慮した検討を行う際も顧客理解の前提として活用できる場面が多く、基礎から体系的に学べたことが良かったと改めて実感しています。
納見
確かに財務の基礎はずっと使えますね。私はPowerPointでのプレゼンテーション資料作成やExcelを駆使したデータ分析等の実務的な基礎スキル、効率アップの手順等を学んだことが役立っていますね。実践で通用するか入社当時は自信がなかったので、苦手意識なく業務に取り組むことができました。
大沼
私は齊藤さん、納見さんが挙げてくれたポイントのほか、仮説思考や構造化の講義が役立っていると感じています。学生時代にも自分なりに仮説思考や構造化を解釈していましたが、より業務に活きる考え方に昇華することができたと思います。

新入社員研修後に、仮配属されたときのことを教えてください。

齊藤
仮配属は前期と後期に分かれていて、基本的に自分の希望する2つの部署で実際の業務に就きます。納見さんの仮配属期間はどうでしたか?
納見
私は入社時に専門性を磨きたい分野が定まっていなくて、「どの分野も面白そう」と感じていた頃ですね。仮配属で経験した各部署の業務を通じて自分の進む道を選択できるし、それぞれ異なる仕事の進め方や雰囲気の違いも知ることができた期間だったと思います。大沼さんはどうでしたか?
大沼
前期は企業を戦略から支援する部署、後期は企業を機能軸から支援する部署に行きました。企業における戦略と機能のつながりを学べたこと、各分野に強みを持つ先輩方と面識ができたことは、自分にとっての貴重なナレッジです。
齊藤
自分の目指したい分野を改めて気がつくことができるので、将来のキャリアを考えるうえでも仮配属は非常に素晴らしい制度だと思います。それに、別々の部署で学んだことが複合的な知識となって理解が深まるので、5年目の今も糧となって実際の業務に活きていると感じています。

クライアント目線の考え方を学べた
ビジネスアナリスト・アソシエイト

ビジネスアナリスト、アソシエイトの頃を振り返って印象に残っていることはありますか。

納見
この期間は先輩の指導のもと、調査・分析や資料作成、顧客コミュニケーション等に従事します。実は、今も印象に残っている先輩からのアドバイスがありまして。作成した調査資料を提出した際に「この調査を活用して、どういう提案をする?」と問われ、クライアントに提案することまでがMURCのやるべきことであり価値なんだ、と改めて意識したことを覚えています。また、「考えることがコンサルタントの面白さであり、そこをもっと楽しもう!」という言葉もガツンと刺さりましたね。
齊藤
クライアント目線というのは本当に大切ですよね。私は当時、大企業のスマートシティ造成事業の支援プロジェクトに参加し、収支シミュレーションや各計画者への役割分担等を担当しました。自分が作成した資料の詳細説明についても任せてもらい、資料の言葉ひとつ、データの数字ひとつの意味まで細かく考えることを続け、段々とアウトプットのクオリティを上げていくことができました。
納見
任されて嬉しい反面、プレッシャーがありますね。ほかにも、先輩の指示を待つのではなく主体的に仕事に取り組む姿勢等、コミュニケーションを通じてマインド面に変化があったと感じています。
大沼
お二人が経験されたこと、貴重な体験だと思います。私の場合は化学メーカーの新規事業の戦略策定支援プロジェクトに従事しました。これまで当社で学んできた内容に加えて、学生時代に学んだ生命科学系の専門性がプロジェクトに活きたことは、私がどのようにプロジェクトでバリューを発揮するべきかを知る良い経験となりました。MURCには若手に積極的に仕事を任せ、挑戦を後押しする風土があります。自分で経験し、トライアンドエラーを繰り返すことが一番成長につながると実感しています。嬉しかったことは、このプロジェクトをきっかけに実際に新素材が開発されたことです。クライアントの新規事業に対する高いモチベーションのおかげで私もコンサルティングの成功体験が得られ、とても感謝しています。
齊藤
素敵な成功体験ですね。私たちが提案した内容をもとにクライアントにて検討いただき、市場に流通するまでに至るケースというのは、いつも嬉しく感じます。

さまざまな課題への向き合い方を知るコンサルタント

コンサルタントとしての現在の仕事について教えてください。

齊藤
私は「宇宙」や「地方創生」、「エネルギー」等をテーマにした、企業・自治体の課題解決・新規事業立ち上げの支援プロジェクトを中心に従事しています。クライアントにとっても未知の分野への挑戦であり、私たちが率先して気づきを与えられるようにこだわっています。ただ新しいことを伝えるのではなく、課題に対する本質を深く考え、当事者意識を持ちながら社会課題と向き合い、課題を可視化できること、さらにその解決を先導するプレイヤーとして対峙することが重要だと思います。
大沼
宇宙と地方創生、かなり分野が異なりますね。
齊藤
幅広い分野に携われることは、MURCのメリットですよね。
大沼
私はヘルスケアコンサルティング室に所属しているのですが、学生時代に学んでいた専門分野も活かしながら、プロジェクトリーダーとして営業活動・受注、マネジメントまでを一貫して担当しています。主担当として営業を担当してからは特に「クライアントのため」に動くことがなによりも重要だと改めて感じています。
納見
私は組織人事コンサルタントとして複数のプロジェクトを経験し、現在はプロジェクト内の業務推進の中核メンバーを担っています。クライアントとの会議をメインで進行することも増え、プロジェクトリーダーのサポートをしながら役割や責任を自分が引き受けていくことがミッションだと認識しています。徐々にクライアントからも認められ、私の目を見て、私に向けて話をしてくれていると感じる場面が増えてきたことは、自分の成長を実感できる瞬間ですね。
大沼
クライアントに認めてもらえた瞬間って忘れられないですよね。私も「困ったら大沼さんがどうにかしてくれる」と言っていただいたことは、特に嬉しい出来事でした。
齊藤
私はまだ実際の営業の場でのコミュニケーションは先輩に同行し、見て学ぶことが多いのですが、大沼さんは既にプロジェクトリーダーとして営業活動に取り組んでいるんですね。
大沼
営業は本当に難しいと痛感する毎日です……。クライアントと対話を重ね、課題を引き出し、潜在的なニーズを顕在化させていくことにいつも苦労しています。事業会社の方は、その事業に関してはプロです。私たちは同じ土俵に立ってクライアントに真摯に向き合えるように、常に自分自身の提案力や交渉力も磨いていきたいです。
納見
部署ごとに進め方やキャリアの重ね方が違いますね! 同期の仲間からそういう話を聞くと誇らしく感じる一方で、自分もうかうかしていられないという気持ちになります。とてもいい刺激を受けています。

マネジメントを見据えてさらなる活躍を目指す

皆さんのキャリアの先にある、目指していきたい「マネージャー」像について教えてください。

納見
クライアント、チームメンバーだけでなく、プロジェクトに参加している全員が最大限の力を発揮し、付加価値を最大化できるマネージャーになりたいと考えています。私たちコンサルタントは提案者であり、支援者であって、実行に移していくか否かはクライアント側の判断になります。ディスカッションの段階だけでなく、実行のフェーズにおいてもクライアントが力を最大化できる仕掛けづくりも大切です。きれいな提案、鋭い提案をして終わりではなく、クライアントと一緒に泥臭く汗をかく関係性を築いていきたいです。そして提案力に加えて、周囲の力を引き出す調整力も鍛えていきたいです。
齊藤
今の納見さんの言葉は大変刺激になります! 私はクライアントの本質的な課題を突き詰めていく過程で深い信頼を獲得し、腹落ちする納得感を引き出せるようなマネージャーを目指したいと考えています。また私も納見さんが話していた“提案後のその先も続く関係性づくり”や、チーム内でもメンバーの力を引き出す調整力・リーダーシップを伸ばしていきたいと思います。
大沼
私も、「クライアントのために」という姿勢は貫きつつ、後輩たちがより大きなやりがいをもって仕事に取り組めるように、社内育成の観点でも貢献できればと考えています。現在も部内で育成担当のリーダーを務めており、育成に関する仕組みづくりや指導のクオリティ向上にも力を入れていきたいです。