Consultant1
コンサルティング事業本部
サステナビリティビジネスユニット
サステナビリティ戦略部 コンサルタント
⼭下 泰之
クライアントの
社会的価値創出を通じ、
“より良い社会”をめざして
未踏の道を歩んでいきたい。
経歴
2018年⼊社。東京⼤学経済学部卒。社会貢献度の⾼い仕事に就きたかったこと等からコンサルティングファームを志望。ESGやCSV等企業の持続的成⻑を⽀援する領域の業務に惹かれ、⼊社を決める。⼊社後、仮配属期間で2つの部署を経験し、⾃分のキャリアと会社に対する視座が⾼くなったことを実感。サステナビリティ戦略部(当時は社会システム共創部)に正式配属後、上場企業や官公庁をクライアントとするプロジェクトに参画する。
私の信念
プロジェクトによってメンバーもクライアントも異なり、プロジェクトの進め⽅⾃体も同じではありません。さらには同じプロジェクトであっても、そのフェーズによって必要とされることは変わってきます。その中で私の仕事に求められる価値というものも、常に変化していきます。したがって私は、過去や固定概念にとらわれず、常にその局⾯に最もふさわしい“振る舞い”を⼤切にしたいと⼼がけています。
私の仕事
私が所属しているサステナビリティビジネスユニットは、⼤企業・中堅企業のクライアントを中⼼に、持続的な成⻑を実現するための課題解決に向けて、コンサルティングを提供しています。特に「ESG」「サスティナビリティ」「CSV」「CSR」といったキーワードのもと、クライアント企業が経済的な価値のみならず、“社会的価値”を創出できるようにサポートすることを、⼤きなサービスドメインとしています。その中で私も部の⼀員として、企業全体やプロジェクト単位でのCO2排出量の算定や、⼤学のコンプライアンスと体制構築⽀援といった業務に携わっています。企業の社会的価値への注⽬度は年々⾼まっていますが、当該領域における社内専⾨家が少なく、CO2排出量を削減しつつ企業としての成⻑も続けていかなくてはならないという課題に直⾯し、苦慮している企業は少なくありません。そのような企業に対し、専⾨的知⾒を提供することが私たちの最⼤のミッションです。
案件へのアサインは、部⻑やプロジェクトリーダーから直接声がかかる形で⾏われます。私は環境問題やCSVに関⼼が⾼く、そのような課題のプロジェクトに参画したいと⽇頃から声を上げています。⾃ら望めば希望の案件にアサインされやすいという当社の環境は、とても魅⼒的なものです。プロジェクトはクライアントと⼆⼈三脚で進められ、最終的に報告書を作成してクライアントへのプレゼンテーションを⾏い、クローズします。プロジェクトを経験するたびなんらかの知⾒が得られ、⾃分が着実に成⻑していくことが実感できます。
私は、社会に対して良いことを⾏っている、つまり社会的価値を創出している企業が評価される社会、社会的価値の創出に対して正当なインセンティブが与えられる社会が理想的な社会であると考えています。幸いなことに現在の社会はそうした理想的な⽅向に向かって進んでおり、たとえばESG⾦融の世界的な進展といった形となって表れていると感じています。当社およびサステナビリティビジネスユニットには、私が理想とする社会の実現に関与する機会が豊富に⽤意されているので、その中で社会的価値の創出が今よりも評価される社会の実現に、さらに貢献していきたいと考えています。
手がけたプロジェクトの一部
⼆国間クレジット制度(JCM)
実施⽀援
企業のCO2排出量
算定⽀援
⼤学のコンプライアンス
体制構築⽀援
イノベーション創出戦略策定・
体制構築⽀援
私の
とっておき
新⼊社員研修では、研修の集⼤成として5⽇間の合宿が⾏われます。ここで私たちは某コンビニ会社の経営戦略を考えるという課題を与えられました。この課題に対し、私のチームの3⼈が5⽇がかりで仕上げて最終⽇に発表したのがこの資料です。私たちのチームは課題にかなり苦戦しながらも、何度もディスカッションを繰り返し、より良い内容にできるようにねばり強く取り組んで、やっと仕上げることができました。結果として発表の場では副社⻑からお褒めの⾔葉もいただくことができました。ここで学んだのは、“考え抜くこと”がコンサルタントにとって最も⼤切だということ。その意味で、この1枚の資料は私の原点でもあります。
仕事の醍醐味
私の所属部署ではサービス領域の特性上、「ESG」等最新の社会トレンドに関わり、最先端の知⾒にアクセスすることができます。時には「ESG」関連の商品開発に携わり、専⾨家としての知⾒を活かしつつ社会貢献ができていることを実感します。また、⺠間企業に限らず官公庁の案件も多く、社会的課題の解決に向けて⺠間企業と官公庁の橋渡しをすることもできます。これはシンクタンクならではの醍醐味であり、仕事を通じて社会への貢献を感じられることが⼤きなやりがいです。
5年後の私
私の周囲の5歳程度年上の先輩⽅は皆さん⼤変に優秀で、まずはその先輩⽅に追いつくことが⽬標です。先輩⽅は⾃分のやりたいことを明確に⾔語化できていて、それを⾃らつかみに⾏く積極性・実⾏⼒を持ち、コンサルタントに必要な論理的思考⼒とともに、やりたいことに関する豊富な専⾨知識を有しています。そうした姿こそ、5年後に私がめざすべきコンサルタント像です。⽬標とすべきモデル像が周囲にあるという環境に、感謝しています。
心に残るエピソード
現在の部署に正式配属されて最初にアサインされたプロジェクトのクライアントとは、今も関係が続いています。右も左も分からないような頃から担当させていただき、これまで数多くのことを学ばせていただきました。このクライアントから、先⽇の報告会で「素晴らしい資料をありがとう」とお褒めの⾔葉をいただきました。私が作成の主担当者となり、「クライアントが求めているものは何か」という点を考え抜いて作成した資料です。最初は何の貢献もできなかったクライアントにやっと恩返しすることができたと感じ、胸が熱くなりました。⾃分にとって特別なクライアントへ貢献することができ、お褒めの⾔葉をいただいたことが、今でも忘れられません。