People 向き合う人Consultant5

コンサルティング事業本部
経営戦略ビジネスユニット
コーポレートアドバイザリー部 部長
プリンシパル

木俣 貴光

M&A・グループ組織再編の
社内第一人者。
自他ともに認める
スペシャリスト。

経歴Career

2003年中途入社。早稲田大学政治経済学部政治学科を卒業後、大手石油会社に入社。その後、外資系コンサルティング会社を経て当社に入社する。当社におけるM&A・グループ組織再編の第一人者で、MUFGからも指名が絶えない同分野のスペシャリスト。

私の信念My Belief

「クライアント企業の真の成功に貢献する」が私の信条です。表面的な情報に振り回されることなく、クライアントもはっきりと気づいていない、核心となる課題やポイントを把握し、クライアントに伝えることで、プロジェクトだけではなく、クライアント企業の真の成功に貢献していくことを心がけています。

私の
とっておき

コンサルタントとして、時代の流れを敏感に感じ取りながら、積極的に情報発信していくことを心がけています。主な著書として、『M&Aそこが知りたい!』(2006年、アーク出版)、『幸せな事業承継はM&Aで』(2008年、アーク出版)を出版。また、中堅・大企業のM&A実務担当者向けの実務マニュアル『企業買収の実務プロセス』(2010年、中央経済社)は、M&A書籍のロングセラーとなり2021年に第3版も上梓。2012年にはM&A実務の要点と全体像がたちどころにイメージできる、本格“企業買収小説”『企業買収~海外事業拡大を目指した会社の660日』を出版、第6回M&Aフォーラム賞奨励賞を受賞することができました。さらに、2016年に『持株会社・グループ組織再編・M&Aを活用した事業承継スキーム』(中央経済社)、2019年には『M&A戦略の立案プロセス』(中央経済社)を出版しました。
2023年には『PMIの実務プロセス』(中央経済社)を当社各部門のコンサルタントと共著で出版しています。

仕事の醍醐味The best part of work

専門とするテーマであるM&Aやグループ組織再編は、クライアントにとって大きな出来事になります。数十年に一度の大きな転機となるプロジェクト、という風に位置づけられているケースも少なくありません。そうした重要なプロジェクトにリーダーとして参画することには、多大な責任とプレッシャーが伴います。しかし、だからこそ、プロジェクトを成功させた際には大きな影響力を発揮することができますし、味わえる喜びややりがいも、また格別なものがあると感じます。

5年後の私My Future

我々の部署を、日本で有数の中堅企業向けフィナンシャル・アドバイザリー・セクションに育て上げたいという気持ちがあります。今後は中堅企業向けの事業再編やM&A、事業承継対策をより深く追究していき、同時に企業再生等も手がけたいと考えています。講演や書籍によって、私自身の、ひいては当社の知名度向上にも貢献していきたいと考えています。

心に残るエピソードEpisode

グローバルに展関する食品商社のM&Aアドバイザーを務めたときの経験が最も印象に残っています。4ヵ月もの間、毎月中国やヨーロッパ各国への海外出張が続き、体力的に相当きついと感じましたが、その際に行った現地での買収監査や弁護士、会計士、金融機関との買収交渉は非常にエキサイティングでした。

応募者の皆さんへ
メッセージ
Message

自身のキャリアビジョンを最初から固定的に設定しないこと。確固たる経営理念や企業文化が社内に浸透している会社を選ぶこと。このふたつが会社選びのポイントです。いくら情報を収集しても、実際に入ってみないと会社の本当の姿というものがわからないのは事実。20代のうちはできるだけ多くの職種を経験し、自分の本当にやりたいことや適性を探ることが大事です。
また、多くの企業に接してきた経験からいうと、強い会社というのは確固たる経営理念や企業文化を持っているものです。そうした会社で働く人たちは総じてモチベーションも高い。自分たちのやるべきことや存在意義が明確だからでしょう。信念のある会社で働くことは自身のキャリアビジョンを考えるうえでも必ずやプラスになると思います。

Takamitsu Kimata