Project3
社会課題起点の成長戦略の一環として

経営陣とのディスカッションを通じ

新規事業のミッションを定義する
Keyword
新規事業ミッション策定 | ビジネスモデル策定 |
事業提携先候補の選定支援
コンサルティング事業本部 経営コンサルティングビジネスユニット
経営コンサルティング第1部
シニアマネージャー
辰巳 裕介Yusuke Tatsumi

大手メーカーの、オープンイノベーションによる社会課題解決型の新規事業開発プロジェクトに参画。
リーダーとして企画提案からクライアントの期待値調整、品質管理、経営層向けプレゼンテーションまで携わりました。
戦略立案に約半年、実行に約2年という期間を通じて、クライアントに伴走する喜びを味わうことができました。

社会課題起点の成長戦略の一環として
経営陣とのディスカッションを通じ
新規事業のミッションを定義する
クライアントである大手メーカーは、次の成長につながる新規事業の開発に取り組んできたもののなかなか具体化できず、三菱UFJ銀行経由で当社にコンサルティングの依頼がありました。それまでは自社の技術起点の事業開発であったのに対し、ニーズ起点の社会課題解決型の新規事業開発という、クライアントにとって初めてのチャレンジとなりました。
新規事業は、それ自体が目的ではなく、企業の“ありたい姿”を実現するための手段でなくてはなりません。そこで私たちは企業理念やビジョンについて経営陣とディスカッションを重ねながら新規事業のミッションを固めていきました。
続く新事業案の具体化のフェーズでは、脱炭素等の社会課題について高い専門性を誇る政策研究事業本部の研究員と連携。ミッションとの整合性を図りつつ事業の市場性や実現可能性等を検討しながら有力案を絞っていき、最終的に2つの事業についてビジネスモデルを構築しました。
その後、事業実行のフェーズに移行し、協業先との連携スキーム構築も含め、約2年をかけてクライアントに伴走しました。MUFGグループとしてクライアントとの永続的なお付き合いが前提となることから、単に戦略を描いて終わりではなく、実行までクライアントとともに走り続けるという、MURCらしさが遺憾なく発揮されたプロジェクトとなりました。
プロセスをブラックボックスにせず
クライアントの自走のために
あえてオープンにする
どのような新規事業であっても、必ずリスクが伴います。だからこそ必要となるのが、なぜチャレンジすべきなのかという“大義”です。日々の事業に取り組むビジネスの現場はもちろんのこと、経営陣においてもそうした“大義”はなかなか持ちづらいのが現実です。だからこそ私たちコンサルタントという外部の人間が入念なディスカッションを通じて、新規事業のミッションを策定することが重要となります。企画コンペではこの点を強調したプレゼンテーションを行ったところ、クライアントの経営トップ層が大きくうなずいてくれたのを覚えています。
提案内容を“絵に描いた餅”で終わらせるのではなく、“食べられる餅”にしていくのもMURCらしさです。コンサルタントが自分で描いた戦略を自分で実行に移すわけですから、戦略やビジネスモデル策定の段階でも常に「本当にできるのか」と自問自答しながら進めていくことになります。それがプロジェクトの品質を高めるとともに、ビジネスの実現に携われる醍醐味にもつながっています。
我々はこうしたプロセスをブラックボックスにせず、クライアントに対してフルオープンにしました。それは、クライアントに対して新規事業開発や実行のノウハウを共有するためでした。新規事業立ち上げの最初から最後まで伴走するだけでなく、次からはクライアントが自走できるようすることも、MURCだからこそ提供できる価値ではないかと自負しています。