社員インタビュー

多様なプロフェッショナルと描く未来。
新産業共創で、社会課題の解決に挑む
イノベーション&インキュベーション部
コンサルタント/2021年入社/法学部 卒
キャリアパス
新卒で入社、OJTローテーションを経て2022年にイノベーション&インキュベーション部に配属。
通信事業者等をクライアントとしたまちづくり・スマートシティ領域の案件に従事。
まちづくり領域の経験を基に、宇宙産業の地域経済波及効果試算や水素等新エネルギーの需要検証等の新テーマにも挑戦。
新テーマのひとつとして金融機関を対象とした観光や富裕層ビジネスの検討案件にも従事。
これまでに経験した得意な領域では、サブプロジェクトリーダーとしてプロジェクトを主体的に運営するように。
新産業が描く未来を社会実装へ導く
私が所属するイノベーション&インキュベーション部は、社会課題の解決と経済性の両立を目指し、三菱UFJフィナンシャル・グループ(以下、MUFG)の総合力を活かしながら、産業構造の変革や事業戦略の策定・具現化をミッションとしています。平均年齢が30歳程度と比較的若い社員が多い組織であり、多様な業界・テーマを取り扱うことが大きな特徴です。
そのなかで私は、「新産業共創」をテーマに、未来を担う新たな産業の創出を支援しています。そのひとつが、入社1年目から携わっている宇宙分野です。スペースポート(ロケット発射場)が国内に普及した場合の経済波及効果の算出や、地場企業が宇宙ビジネスへ参入する際のポテンシャル調査等、宇宙関連産業の発展を目指すプロジェクトに継続して関わっています。
一方で、既存の産業においても、新たなテクノロジーの導入や異業種との連携によってこれまでにない価値が生まれています。例えば農業や物流では、IoTやロボティクスの導入、企業同士のコンソーシアム形成などを通じて、人手不足等の課題解決が進められています。
そうした分野のひとつとして、私がもうひとつ継続的に関与しているのが観光分野です。インバウンド需要の拡大や国内外の富裕層の増加を背景に、観光庁は「高付加価値旅行者」の誘致を推進しています。地域により大きな経済効果をもたらす旅行者を呼び込むこの流れは、地方の観光地や関連企業に大きな変化をもたらします。ある金融機関のプロジェクトでは、地域や事業者へのヒアリングを通じて、高付加価値化に向けた課題を整理するとともに、金融機関として果たすべき役割について検討を重ねました。
新たな産業は、地域やビジネスの未来をどのように変えていくのか。そして、その変化を実現するために何が必要なのか。当社とMUFGグループが持つ多様なリソースを組み合わせながら、その未来像を具体的な戦略へと落とし込んでいくことが、私の役割だと考えています。

多様な専門性をつなぐコンサルタントの役割
新産業共創のプロジェクトでは、複数の業界や専門領域が交わるケースも少なくありません。そうした取り組みのひとつが、入社4年目に携わった森林カーボンクレジット(*)に関するJAXA事業です。
衛星データを活用して国内外の森林をリアルタイムに把握し、森林由来のカーボンクレジット算出の実証を目指すプロジェクトで、MUFGをはじめ、総合電機メーカーやスタートアップ等複数社が参画するステークホルダーが多様な案件でした。私たちは議論全体の取りまとめを担うとともに、シンクタンク部門との協働により、各国の制度調査や衛星データ活用に関するルール整備等を支援しました。
この案件は、私にとって初めて本格的にシンクタンク部門と連携したプロジェクトでもありました。研究員の方々の特定分野における深い専門知識や、有識者とのネットワーク等思考の深さは勉強になることばかりでした。また、スタートアップが持つ技術力や、金融機関の方々ならではの専門性にも触れ、「コンサルタントとしての価値とは何か」を改めて考えるきっかけになりました。
当時の私はまだコンサルタントとしての経験も浅く、専門性の深さでは到底かなわないと感じていました。だからこそ、それぞれの立場や意見を整理・可視化し、議論が円滑に進むよう意識して動きました。異なる立場の人たちは、それぞれの独自の視点から課題を見ています。その見方を理解しながら、全体を俯瞰して議論を整理し、合意形成へ導くことが、自分にできる役割だと考えたのです。
特定分野に特化していないからこそ、各社の思惑をフラットに受け止めることができ、そして固定観念に縛られることなく「こういう見方をすれば解決できるのではないか」と新たな視点を提示することができます。もちろん、必要な知識を身につけることは前提ですが、全体を俯瞰し、多様な専門性を結び付けながらプロジェクトを推進できることがコンサルタントの強みであり、この仕事の醍醐味だと考えています。
*森林カーボンクレジット…適切な間伐や植林等によって森林が吸収・固定した二酸化炭素(CO2)の量を、国や認証機関が取引可能な価値として数値化(認証)する仕組み
新たな視点を提示し、
社会課題を解決に導く
社会課題の解決は、1社だけで完結できるものではありません。関係者同士の立場や利害が異なり、議論が前に進まない場面も少なくありません。そんなとき、上司から言われた「世界の見方を変えられたか?」という言葉を思い出します。
社会課題に関わる人たちは、それぞれ異なる立場での経験を持ち、そのルールに沿ってそれぞれの「世界」を見ています。これを「価値観」と言い換えてもいいかもしれません。コンサルタントの役割は、情報を集め、分析し、対話を重ねることで、新たな価値観、つまり「世界の見方」を提示することにあります。その結果として関係者の視点が重なり、新たな合意や協力関係が生まれる。それこそが、私たちコンサルタントが提供できる大きな価値のひとつだと考えています。
ニュースを見れば暗い話題が目立ち、世の中には手つかずの社会課題が溢れているように思われるかもしれません。しかし、イノベーション&インキュベーション部で仕事をしていると、自治体や企業が本気で社会課題の解決に挑戦し、少しずつ社会を変えている現場に数多く出会います。そうした取り組みに貢献するためにも、「新産業共創」をテーマにさらに多様な領域へ踏み込み、コンサルタントとしての経験と専門性を深めていきたい。三菱UFJリサーチ&コンサルティング(以下、MURC)であればそれが実現できると信じています。

入社の理由
就職活動では「次世代に貢献できる仕事をしたい」と考え、官公庁やNPOをはじめ、公共分野に強みのあるコンサルティング会社等、社会課題の解決に軸を置いて選考を受けました。MURCは、専門知識を有するシンクタンクとの協働が非常に魅力的でしたし、なにより面接等で出会った方々が皆、担当するテーマにコミットし、実現したい未来について目を輝かせて語っており「この人たちと一緒に働きたい」と思えたことが入社の決め手になりました。
MURCの良い点
心から「社会課題を解決したい」という思いで仕事をしている人が多いことです。関心を持つテーマについて、各メンバーが常にアンテナを張っており、展示会等情報収集の機会があれば積極的に参加しています。業界のコミュニティに自ら飛び込んでいく人もいて、その熱意や行動力に影響を受けています。他部署とのコラボレーションも活発で、関与できるテーマや企業が多彩な点も魅力に感じます。
ある一日の流れ
出社/メールチェック・返信
新しく始まるプロジェクトの社内MTG/キックオフ
翌週の顧客MTGに向けた調査・資料作成
昼食
客先訪問。数年続いている案件について、今年の活動方針をディスカッション
帰社。直前のMTGのメンバー間での振り返りや、上司とのメール・チャットでの方針相談等を実施
翌週の顧客MTGに向けた調査・資料作成
クライアントとプロジェクトに関するオンラインMTG
退社
休日の過ごし方

最近ランニングを始めました。週末や、夕方に仕事が一区切りしたタイミングで自宅近くの公園等を走っています。まだ距離は短いですが、汗をかくことでリフレッシュになっています。
Interview Index

雨宮 萌々子
コンサルティング事業本部 社会共創ビジネスユニット
イノベーション&インキュベーション部
コンサルタント/2021年入社

澤田 光晴
コンサルティング事業本部 組織人事ビジネスユニット
HR第2部
マネージャー/2020年入社

吉野 英知
コンサルティング事業本部 経営戦略ビジネスユニット
経営戦略第2部
シニアマネージャー/2008年入社

大熊 丈士
政策研究事業本部 東京本部 地域政策部
研究員/2022年入社

髙原 悠
政策研究事業本部 東京本部 持続社会部
副主任研究員/2013年入社

仲嶋 翼
政策研究事業本部 東京本部 地球環境部
主任研究員/2015年入社




