制度利用者インタビュー

子どもの誕生を機に8ヵ月の育児休職を取得。
柔軟な働き方で育児と仕事を両立

子どもの誕生を機に8ヵ月の育児休職を取得。
柔軟な働き方で育児と仕事を両立
コンサルティング事業本部
組織人事ビジネスユニット HR第1部
マネージャー/2019年入社/工学部 卒業
人事制度改定を中心に、人材育成や役員報酬制度、D&I推進支援など幅広いプロジェクトに参画。近年は人材戦略や人事中期計画の策定支援にも携わり、現在はマネージャーとして営業や組織内の人材育成も担当している。
制度の利用状況
約8ヵ月間の育児休職を利用。復帰後はテレワークを活用し、週3日程度の在宅勤務を行っている。また、裁量労働制を活用し、平日17時~19時は育児と家事に専念。その後必要に応じて業務を再開する等、柔軟に勤務時間を調整している。
現在の仕事内容は?
企業の変革を支援
業界や企業規模を問わず、人事制度改定や役員報酬制度改定、人材育成支援、D&I推進支援等、人や組織に関する幅広いテーマのコンサルティングプロジェクトに携わっています。近年は、経営戦略と人事の連動をテーマに、人材戦略や人事中期計画の策定支援にも取り組んできました。現在はマネージャーとして案件の営業のほか、所属部署内の人材育成チームのリーダーとしての役割も担っています。
制度利用のきっかけと活用方法は?
計画的に育児休職を取得
組織人事コンサルタントとしてクライアントのD&I推進を支援する立場でもあることから、以前から子どもが生まれた際には長期で育児休職を取得したいと考えていました。また、育児に関する制度が社内で周知されていたため、子どもが生まれる前から活用できる制度を把握しており、人事部にも相談しながら準備を進めたことで、スムーズに制度を利用することができました。
結果として、休暇と育児休職を組み合わせて約8ヵ月の休みを取得しました。出産には確実に立ち合いたかったこともあり、予定日の1週間ほど前から有給休暇を組み合わせて休職を開始しました。実際に出産日が5日前倒しになりましたが、安心して立ち会うことができました。

どのような働き方ができていますか?
周囲の理解とサポートも
育児休職に入る約半年前から、部門長や参画しているプロジェクトのリーダーへ事情を共有し、その後のプロジェクトアサインを柔軟に調整してもらいました。
テレワークや裁量労働制は育児休職前から活用していますが、不妊治療や妊娠中の通院、また育児による急な対応が必要な場面でも、社内メンバーに柔軟にサポートしてもらうことができました。
復職後も、上司やプロジェクトメンバーの配慮により、平日夕方は育児・家事に集中するために会議を極力入れない等、無理のないスケジュールで仕事を進めることができています。
制度を利用してみて感じることは?
復帰後も安心して育児ができる
公的制度に加え、当社では育児休職の数日分を有給とする補助制度や積立休暇制度があるため、収入減少をあまり気にすることなく、有給休暇も組み合わせて長期間の休みを取得することができました。
また、テレワークや裁量労働制といった柔軟な働き方ができるため、育児休職から復帰した現在も、育児と両立しながら仕事を続けることができています。特に、テレワークを中心とした勤務形態は、家族の急用や子どもの体調不良等にも柔軟に対応でき、とてもありがたいと感じています。
ある一日の流れ
起床・朝の準備
子どもとともに起床。家族で朝食をとったあと、日課である朝の散歩をしに家を出る。散歩から帰ってきてからもなるべく子どもと遊ぶ時間を確保し、その間に妻に家事を済ませてもらっている(担当が逆の日もある)。
始業
朝早くから始業することで、可能な限り夕方以降の業務量を減らしている。基本的にはクライアントや社内からのメールを確認し、優先度に応じて返信を行う。追って対応が必要なものは、TO DOリストとスケジュールに記入。また、このあとのミーティングに備え、ミーティング資料を再確認。議題の要点や論点を整理。
社内ミーティング
プロジェクトチームのミーティング。この日、午前は在宅勤務のためオンラインで参加。制度設計の進捗報告と現状の課題点について議論。
昼食
在宅の場合は、妻が育児休職中のため家族全員で食事をとる。子どもにご飯をあげながら隙を見て並行して自分もご飯を食べる。最近はフルーツで締めないとご飯を終えてくれない。
クライアントとミーティング
クライアント先に訪問しミーティング。制度の設計内容についての案を提示し、その案をたたき台としながら議論を行う。
サテライトオフィス
サテライトオフィスに立ち寄り、別のクライアントと営業の面談をリモートで実施。帰宅まで間に合わない場合は、頻繁にサテライトオフィスを活用。主要駅にはほぼ拠点があるため重宝している。
帰宅・夕食・子どものお風呂
家族で夕食。子どもと入浴した後は、子どもが眠たくなるまで一緒に遊ぶ。普段は19時ごろに寝かしつけ。そのあと妻とその日の子どもや仕事の会話をし、互いの疲れを労う。
資料準備
その日の残タスクを片付ける。マネージャーに昇格してからは日中の会議も多く、繁忙期等は、資料作成を寝かしつけ後の夜の時間に集中して行うことも。
リラックスタイム
動画を見たり本を読んだりと、好きなことをしてリラックスできる時間。翌日に重要な予定があるときは、早めに就寝し体調を整える。
柔軟な働き方等を活用し、
子育てと研究員キャリアの両立を実現

柔軟な働き方等を活用し、
子育てと研究員キャリアの両立を実現
政策研究事業本部 東京本部 社会政策部
上席主任研究員/2003年入社/教養学部 卒業
2003年に当社へ新卒で入社。 2012年より2年間、内閣府男女共同参画局調査分析専門官として従事。2021年に管理職へ昇進し、社会政策部にてグループ長を務めるほか、当社の事業開拓組織である女性活躍推進・ダイバーシティマネジメント戦略室の室長として、同領域を専門に活躍している。また、亜細亜大学非常勤講師として、学生へのライフプランニング教育にも携わる。
制度の利用状況
2007年に出産し、育児休職を約2年間利用。復職後は、裁量労働制及びテレワークを活用し、育児と仕事を両立。管理職となった現在も週3日程度の在宅勤務を行っている。
現在の仕事内容は?
調査研究を担当
厚生労働省・内閣府等の委託調査を中心に、企業における多様な人材の活躍や、その土台となる多様な働き方に関する調査研究に従事しています。主な業務内容としては、調査等を通じて実態把握を行い、その結果を踏まえて官公庁の政策形成のベースとなる基礎資料の作成や政策提言を行っています。民間企業からのご依頼も多く、当社コンサルタントと一緒にコンサルティング案件にも携わっています。
受託業務以外では、当社独自の調査研究をもとにレポートを執筆したり、記事取材を受けたりと、さまざまな形で世の中に対する発信を行っています。また、大学の非常勤講師として、後期に週1回キャリア教育に関する講義も担当しています。
制度利用のきっかけと活用方法は?
ライフステージに合わせて働き方を調整
キャリアの大半を子育てと両立しながら働いてきましたが、裁量労働制やテレワーク等働く時間や場所を柔軟にできる制度は、責任のある仕事を担ううえでなくてはならないと感じます。当社では、研究員・コンサルタントはある程度経験を積めば裁量労働制が適用可能となりますし、テレワークについては誰もが利用できる制度として運用されているため、周囲に気兼ねすることなく自然と活用することができました。
加えて、政策研究事業本部にはある一定の年次になると社員が自分で給与を選択できる「選択年俸制」制度があり、年収に応じた年間の目標を設定することができます。これによって、働く時間に制約があっても、周囲の同僚等に負担をかけてしまうという心配を少なくできる点が特徴です。この制度を使い、ライフステージにあわせて仕事量を調整しながらも、毎年少しずつ上の役割にチャレンジしていくことを意識するようにしました。

現在は管理職とのことですが、どのように
子育てと仕事を両立してきたのでしょうか?
周囲のサポートによって責任ある役割を経験
裁量労働制やテレワークは、育児と両立しながらプロジェクト内での役割を果たすうえで、とても役立ちました。子どもが小さい頃は、日中働ける時間に制約がありましたが、繁忙期等仕事が残ってしまう時は、子どもが寝た後や早朝に自宅で仕事をすることもありました。また、テレワークも利用し柔軟な働き方をフルに活用してきました。
こうした制度を利用する際に意識したのは、職場のメンバーとのコミュニケーションです。予定を共有したり、大事な会議のときは万が一の際の代わりを先輩に依頼しておく等したりしました。そうした周囲のサポートのおかげで、子育て中でも仕事で責任のある役割を担い、リーダーの経験を積むことができました。今は子育て真っ最中の後輩に対して、自分がサポート役に回ることで恩返しできればと考えています。
制度を利用しながら働くことで、
どのような気づきがありましたか?
当社では育児と両立しやすい制度・環境を整備するとともに、本人が責任のある役割を果たせるよう、周囲によるサポートが自然に行われています。私自身も育児中は、限られた時間のなかでどうすれば自分の成長につながる経験ができるかを常に意識しながら、仕事の進め方を工夫しました。
育児等による時間制約は、キャリアの発展から見ればともすればマイナスに捉えがちですが、限られた時間のなかで成果を上げる働き方は誰にとっても必要なものです。制度を利用しながら働く期間は「仕事を計画する力」を養うことができる側面もあるのではないでしょうか。さらに、こうした経験が管理職になった今、メンバー一人ひとりの違いに向き合いながら、その成長を後押しすることにも役立っていると感じています。
ある一日の流れ
朝の準備
普段はだいたい6時前に起床。夫と日替わりでお弁当を作り、子どもと朝食を食べ、学校に送り出す。在宅勤務の日は始業時間までニュースを見たり家事をしたりして小休憩。
始業
クライアントや社内からのメール・チャットを確認。グループ長として、グループメンバーの日々の勤怠を確認。この後のミーティングに備え資料を再確認し、議題の要点や論点を整理。
クライアントとのミーティング(営業)
新規案件の引き合いがあったクライアントと、オンラインミーティング。仕様書について説明を聞き、見積り作成にあたって不明点やスケジュールを確認。
昼食・移動
この日は午前中が在宅勤務、午後からはクライアントとのミーティングのため、自宅で昼食をとり移動。
クライアントとミーティング
チームメンバーとクライアント先を訪問し、進行中の案件についてミーティング。調査結果について中間報告を行い、先方の問題意識を伺いながら今後の方向性について議論。
サテライトオフィスで作業
クライアント先近くのサテライトオフィスに立ち寄り、メール返信や調査業務を行う。メンバーから相談があれば、サテライトの会議室で、クイックにオンラインミーティングをすることも。
終業・帰宅
サテライトオフィスを出て帰宅。
夕食は、在宅との兼ね合いで夫と適宜分担。家族も帰宅し、一緒に食事をしながら学校や部活の様子等、一日の出来事を話す。ほっとするひととき。





