対面開催の様子








経営コンサルティングコース
実施内容
2023年8⽉〜9⽉に、経営コンサルティングコースのインターンシップ(3⽇間)を開催しました。このコースでは、第⼀線で活躍する経営コンサルタントの指導のもと、少⼈数のプロジェクトチームを組み、実際の経営課題をテーマに課題解決を実施。チームメンバーとコミュニケーションを図り、課題に⼒を合わせて取り組みながら、最終⽇にはその成果をプレゼンテーションで発表していただきました。また、ランチ会や懇談の場では、チームメンバーや当社のコンサルタントと交流も深めていただきました。今回は、「A社の強みや、業界・競合に対する分析をし、それを踏まえて今後の成長戦略とその実現に向けた施策案を提示する」という課題に取り組みました。
参加者の声-参加者アンケートより
Point1 『先輩社員や新たな仲間と切磋琢磨できる場』
-
実際に近い課題を扱うグループワークを通じ、コンサルタント業務の奥深さや難しさを感じるとともに、答えのない課題に対して最適な解決方法を模索するやりがいを実感しました。また、発表へのフィードバックでは、質問を通じ参加者に改善点を気づかせてから助言をくださるという形式で、主体的に考えさせ視野の拡大を促すことで成長を手助けする風土を感じることができました。
-
チームの仲間がとても優秀で、統率力でチームを引っ張ってくれる方、別角度で鋭い意見をくれる方、曖昧な部分について全員の共通認識をとってくれる方等、それぞれ違った強みを持つ学生とともに議論することができ、自分ももっと成長しようと刺激を受けることができました。
-
グループワーク中に、各チームにチューターの方が付きアドバイスをいただけました。丁寧かつ熱心な対応であり、MURCの人材育成への姿勢がとても魅力的でした。論理的なアドバイスをしていただいたうえで、「お客さまがどう思うか」という視点をとても重要視されており、お客さまを大切にする社風を感じられ、ぜひそのような環境で私も働きたいと強く思いました。
Point2 『丁寧な個別フィードバック』
-
発表に対して多くの質疑とフィードバックをいただき、コンサルタントの考え方を深く学ぶことができました。また、交流の時間もあり、同じグループの方と協力し楽しく参加することができました。特に、最終日にグループでの振り返りの時間を設けてくださったおかげで、各々の感想や考えを共有でき、就職活動を行っていくうえで非常に有益な時間でした。
-
オンラインプレゼン講義も実施いただき、実際にグループワークの発表の場で実践もでき、大きな学びとなりました。発表では、グループ全体にむけてと、個人にむけての、両方のフィードバックをいただいたことで、客観的に振り返りと反省をすることができたのもとても良かったです。今後も、学んだことを活かせられるように努力していきたいと思います。
-
チューターの方との昼食会の時間があり、その時間には、業務内容だけではなく、普段の業務や、MURCで働いたらどのような将来があるのか等、幅広く質問させていただくことができ、MURCでのコンサルタントとしての働き方をより明確に理解することができました。社員の方々はとても気さくに相談に乗っていただき、穏やかで優しい方々が多いという印象を持ちました。
Point3 『自己成長を実感できる3日間』
-
3日間のインターンシップを体験して、コンサルタントに求められる総合力の高さを知ることができました。参加前は思考力の部分が重要視される職業という認識でしたが、高い思考力や分析力はもちろんのこと、チームをまとめる力や資料作成の技術、プレゼン能力、そして質疑応答の際の対応力や高いコミュニケーション能力等、多くの能力を高いレベルで使いこなす必要がある事を実感しました。
-
仮説思考の難しさや基本的な捉え方について学ぶことができました。これまで私は研究で、データに基づいて次のアクションや意思決定を行う、いわゆるデータ駆動型の手法で進めていましたが、今回のワークでは仮説を事前に設定・検証し、成功したら次のアクションへ、失敗したら再度仮説を立て直す、いわゆる仮説駆動型の手法を学ぶことができ、今後この考え方を身につけていきたいと思います。
-
講義の時間もあり、コンサルタントとは何かから、議論の進め方、資料作成の仕方、プレゼンテーションでの伝え方のポイントまで幅広く網羅された構成となっており、体系的に学ぶことができたため、非常に勉強になりました。
また、その直後の実践の場のグループワークでは、チューターの方から個別フィードバックをいただき、今後の成長に現時点で何が足りていないのかを把握することができました。
政策研究コース
実施内容
2023年9⽉に、政策研究コースのインターンシップ(3⽇間)を開催しました。このコースでは、さまざまな社会課題の解決に⽇々向き合っている研究員の指導のもと、それぞれ関⼼のある政策分野の調査分析等の政策研究業務に取り組んでいただきました。その成果を最終⽇のプレゼンテーションで発表。政策研究という仕事の意味と意義を、存分に噛みしめていただきました。
今回は、東京・名古屋・大阪の各拠点に分かれて(東京は下記分野別に)実施しました。
- 【東 京】
- [1]経済・産業・労働政策に関する分野
- [2]医療・福祉・教育・社会政策に関する分野
- [3]自治体経営に関する分野
- [4]都市・地域・まちづくりに関する分野
- [5]環境・エネルギーに関する分野
- [6]知財政策・知財経営に関する分野
- 【名古屋】
- 政策研究業務全般
- 【大 阪】
- 政策研究業務全般
参加者の声-参加者アンケートより
Point1 『最前線で実際の政策研究業務を体験』
-
グループワークを通して、政策立案に求められる考え方を学ぶことができました。仮説を立てて検証していくプロセスだけでなく、政策を考える時に誰をターゲットにするのか、どのようにブランディングしていくのか、どのような情報を収集すると効果的なのかといった大学の研究では多く扱わない考え方に挑戦することができ、貴重な経験となりました。
-
模擬調査を通じて業務を具体的に理解できました。参加前は、自治体への提案が主な業務というイメージでしたが、自治体と一緒になって社会実装するところまで含めて取り組むことを知り、業務領域の幅広さを実感できました。自治体に寄り添って社会課題を解決したいという私の思いと、業務の親和性の高さを再確認でき、研究員に対する志望度が上がりました。
-
打ち合わせに同席させていただき、働く場のリアルを感じることができました。打ち合わせの実施にあたり、実際に事例調査作業に携わらせていただくこともでき、業務の一端を担うことができたことは大きな経験でした。どのような業務を受けており、その事例調査はどのように行えばいいのか、どのようにその結果を業務に活かしていくのかについて深く考えることができました。
Point2 『シンクタンク研究員としての姿勢や心構えを実感』
-
年次や部署に関係なく皆さまが強い責任感を持っていらっしゃると感じました。模擬調査の時間には、指標となる数値を導いた計算過程が妥当なものなのか、資料に含まれていない内容については検討されているのかといった点まで細かくフィードバックをいただき、ひとつの調査に対して妥協なく取り組む研究員の方々の姿勢を学ぶことができました。
-
他者の意見を否定せず各自の専門性を掛け合わせて成果を生み出していこうとする姿勢の重要性を学びました。発表のフィードバックでは「面白い発想だったね」とのコメントをいただき、とても励みになりました。異なる専門性をもつ人との関わりが少ない研究室では得られない視点を学ぶことができ、自己成長に繋がったと感じています。
-
シンクタンクは分析機関であるとの認識でしたが、コミュニケーションも非常に大切であると学びました。依頼主の要求が必ずしも最適というわけではない、とのお話が印象に残っています。相手のニーズを的確に理解し、より良い方法を提案していくことが非常に重要であるということを知ることができ、とても勉強になりました。
Point3 『社会課題への挑戦』
-
実務で報告書を作成する時に意識されていたことを質問した際に「なんとかこの声を政策を作っている方々に届けたいと思った」と仰っていて、研究員の方の実直な姿勢に感銘を受けました。調査・研究を通して当事者の声を拾い上げて真摯に届けようとされている姿勢に魅力を感じ、自分もそのような想いで取り組める研究員になりたいという目標ができました。
-
専門を深めつつも興味を広げ、学び続けられる環境があることを知り、非常に魅力を感じました。私自身、専攻する都市計画以外の分野にも関心があり、このような環境は他分野のプロジェクトを通して広く社会課題の解決に貢献したり、また、広い視野を持つきっかけとなったりする、とても良い機会になるのではないかと感じました。
-
研究員は「産官学のハブ」を担う重要な役割であり、調査・研究のみでは不十分であることを学びました。さまざまなステークホルダーへのアポイントメントや合意といった机上のみで収まらない作業も重要であり、うまく社会を動き出させた時にやりがいを感じるというお話を伺い、シンクタンク業務に対する理解と新たな発見、そして魅力を感じました。