三菱UFJリサーチ&コンサルティング
ENTRY

自分らしい働き方を探し、
仕事も生活も存分に楽しむ。

M.S.

政策研究事業本部
社会・地域ユニット
社会政策部
主任研究員
2017年度入社

PROFILE
経済学部でイノベーションマネジメントの研究や人的資本論に関心を持ち、教育の充実に取り組みたいとの思いから、文部科学省に入省。教育政策全般に携わりました。結婚・出産を経て6年目に当社へ転職。趣味は運動で、月に100km以上走るようにしています。
入社前

MURCを選んだ理由

じっくり政策研究に携わりたいという気持ちが高まり、シンクタンクへの転職を志しました。当社を選んだ理由のひとつは、自分の年収を一定の範囲で選択できる制度があることです。特にありがたいのは、基本的に毎年自分のキャリアプラン、ライフプランに応じて年収を選び、年間の業務を調整できること。ライフスタイルの変化に合わせた柔軟な働き方ができるという安心感は、大きな魅力に感じました。
入社後

入社して気づいたMURCの魅力

当社では、ある分野に詳しい知見を多く持つ人が、その分野でリーダーシップを発揮することが当然だと受け止められており、若い研究員も多く活躍しています。役職や年齢に関係なく、互いをリスペクトし合う文化があるので、知の創発が生まれやすい環境であると思います。
INTERVIEW

ボーダーを超えて研究活動に打ち込む。

入社して担当することになったのが、文教施設のPFI関連業務でした。自治体では、体育館や文化ホールといった公共施設を老朽化等に伴い建て替えを行う際に、PFI・PPP等の仕組みを活用することが多いのですが、その公募支援等を行うというものです。
その後、少しずつ教育政策に関する案件が徐々に増えていき、さらにやりがいが増しました。役所での仕事は所掌が決まっていますが、シンクタンクでは決められた担当領域がないので、自らの関心で、領域の境目を少し超えることは日常的です。極端に言えば、今日は教育、明日は福祉という具合にボーダーを柔軟に超えて研究に取り組むことができるような印象です。

自分らしいワークスタイルを
実現するために。

当社の裁量労働制とテレワークの素晴らしさは、思っていた以上でした。コアタイムが無いので働き方は完全に自分次第。ある日は早朝5時から仕事を始め、娘が起きてからは娘との時間を過ごし、また仕事に戻ります。また別の日には、打ち合わせのために外出し、その後シェアオフィスで仕事をすることもあります。他にも朝走ってから、ゆっくり始業する日もあり…、まさにオンオフの切り替えは自分で決められるわけです。
また、今年から専門分野についての知見を深めたいと考え、大学に通い始めましたが、社内では自己投資活動として認められており、その授業料の一部につき当社からサポートを受けています。仕事と生活、そして学ぶことを無理なく続けられることは本当に有難い環境にいると思っています。
娘も小学生になり、日々いろんな話をしますが、娘と話していると次の世代に何を引き継ぐことが正義なのかと考えることが増えました。世の中のさまざまな矛盾や理不尽について娘がどう考えているか、耳を傾けていると、生きづらさや不条理の解消に向けてひとりでも多くの人が共感できるような政策提言をしていきたいという思いがさらに強くなっていきます。
PROJECT STORY

子どもたちの“生きづらさ”解消に向けて光を当てる。

特別な才能を持って生まれたために、生きづらさを感じている子どもたち。“浮きこぼれ”と呼ばれることもある彼らが持つ才能を引き出すにはどんな教育や環境が必要か、調査研究に携わりました。これはGifted教育と呼ばれる分野で、日本の取り組みは諸外国に比べて後れを取っていると言われています。自身が担当した調査研究も、国内の検討の本格化の動きのきっかけのひとつになりました。次の世代を走る子どもたちの“生きづらさ”解消に向けて光を当てる一助になれたのかな、と誇らしく思っています。
MESSAGE

「知のプロフェッショナル」を目指す人へ

「何者かになりたい」「今よりもっと上を」という想いを持つ人もいると思います。その想い自体は素敵ですが、そればかりだと息苦しくなってしまうかもしれません。
今いる場所で一度立ち止まり、今の自分をつくってくれた過去のさまざまな経験や出会いを振り返ってみてはどうでしょうか。そんな省察は、忘れていた大切なストーリーを思い出させてくれるに違いありません。そのうえで、あらためて心を決めて踏み出す一歩は、きっと力強いものになるはずです。