三菱UFJリサーチ&コンサルティング
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cross talk 02

個を尊重する自由な働き方

一人ひとりの価値観やライフスタイルの違いを尊重する、三菱UFJリサーチ&コンサルティング(以下、MURC)。誰もが自分のライフステージにふさわしい働き方を選び、実践しています。キャリア入社の社員3名が、前職での経験も踏まえながら、MURCでの働き方と生活について語りました。

#コンサルタント

#ダイバーシティ&インクルージョン

#柔軟な働き方

#ワークライフバランス

#裁量労働制

#産休・育休

#在宅勤務・テレワーク

#地方移住

PROFILE

都内を離れてテレワーク

T.A.

コンサルティング事業本部
サステナビリティビジネスユニット
GRCコンサルティング部
コンサルタント
2019年度入社

日系大企業を中心に、リスク管理態勢やガバナンス態勢の構築・強化支援を行っています。第一子が生まれたばかりで、いつか一緒にキャンプに出かける日が来るのを楽しみにしています。

異業種からの転職

M.E.

コンサルティング事業本部
社会共創ビジネスユニット
イノベーション&インキュベーション部
シニアマネージャー
2018年度入社

主に大企業を対象とした戦略コンサルティングに従事。企業の経営課題に広く携わっています。休日はスポーツセンターで汗を流したり、家族とのんびり過ごしたりしています。

子育てと仕事の両立

R.M.

コンサルティング事業本部
経営戦略ビジネスユニット
コーポレートアドバイザリー部
コンサルタント
2020年度入社

資産承継に関するコンサルティング業務や、業務改善、経営ビジョン策定等、幅広い業務に従事しています。会社に剣道部ができ、私も学生時代以来、久しぶりに剣道を再開しました。

MURCへのキャリアチェンジ

皆さんの前職について教えてください。

学生時代からソーシャルビジネスに興味があり、コンサルティング業界ならば幅広い知識を身につけられるのではないかと考え、総合系コンサルティングファームに入社しました。同社では日本の大企業を中心に業務プロセス改善に取り組み、システム導入まで担当しました。当時、コンサルティング業界は激務というイメージが強かったんですが、日系のファームということもあって、極端な長時間労働ということもなかったです。働き方に特に不満はありませんでした。

私もT.A.さん同様、新卒で総合系コンサルティングファームに入社し、システム導入案件を中心に担当しました。外資系でしたので、入社前から忙しいことは織り込み済みでしたが、繁閑の波はあったものの、乗り切れないほどの忙しさはなかったです。当時は独身でもありましたし、忙しくてもいいやという気持ちでした。

私は、事業会社の事業戦略部門で中長期計画や利益管理、新規事業開発等に携わりました。比較的早く子どもが生まれたので、子育てをしながら自分も社会人として成長したという感じです。当時はまだ在宅勤務が一般的ではなく、私も時短勤務制度、フレックスタイム制度を活用して乗り切りました。そんな私に対して「あなたが戦略を作る等の業務を行う中で、時短のため手が回らない分は他のメンバーにサポートいただきましょう」と言ってくれた当時の上司に感謝しています。今思えばそれは、コンサルタントの働き方に近かったと感じています。

転職の経緯と、MURC入社の決め手は何でしたか。

前職は規模の大きなファームでしたので、PMOとなると部署間の調整や折衝、管理といった業務が中心になってきました。30代を前にして、自分はそうしたマネジメント型の業務よりも、アドバイザリー型のコンサルティングが向いていると強く思うようになり、転職に踏み切りました。

私の場合も前職では規模の大きな案件が中心で、関与できる範囲が限られていました。そのため、専門性を磨くにはより広くプロジェクトに関与できる環境に移りたいという想いが強くなっていきました。

前職では責任ある仕事を任せていただき、非常に満足していました。その一方で、課題解決に際しては社内リソースの活用を優先しなくてはならないという、事業会社ならではの縛りを重荷に感じるようになったのも事実です。次第にそうした縛りが一切ない環境で“あるべき戦略”づくりに取り組んでみたいと思うようになったことで、転職に踏み切りました。

当社に決めたのは、大企業の顧客も有しながら、中堅・中小企業を顧客とする案件に携わる機会もあり、経営層の意思決定に直接携われることが多いという点に惹かれたからです。

シンクタンク部門があるというのはMURCの大きな特徴です。そのためアカデミックな雰囲気があるというのは大きな魅力でした。比較的長期的な視点で取り組めるプロジェクトが多いのも、そうしたアカデミックさが背景にあるのかなと感じています。

当社に入社した決め手は、私が所属しているイノベーション&インキュベーション部(当時:室)の方針でした。課題が明確ではないところから出発して戦略づくりに取り組んでいくという点に面白みを感じました。

MURCで実現した働き方・暮らし方

MURCでの働き方について、どう感じていますか。

私が転職を決めたとき、当時中学3年生だった娘と夫には、コンサル業界が忙しそうなので心配されました。しかし当社に関してそれはまったくの杞憂だったと思っています。特に、自分の生活と仕事をマネジメントできるので、裁量労働制は役立っています。

私もMURCの裁量労働制については、こんなにも自由なのかと驚きました。何時に勤務を開始して何時に終わるか、完全に個人に委ねられているんです。私は初めての子どもが生まれたばかりなので、寝かしつけやお風呂の時間等に仕事を離れて育児に参加しています。時々、寝かしつけるときに寝落ちしちゃって、妻に起こされて慌てて仕事に戻ることもありますが。

私も同じです。業務の隙間時間に家事・育児のサポートをする等、家庭と仕事を両立させようという意識が一段と強くなりました。

2人とも、素晴らしいです。母親の立場としては、夫が家に一緒にいてくれるだけでありがたいものです。赤ちゃんに向き合って手が回らない中で、家のことをしたり、話し相手になってくれると本当に嬉しいです。

育児休職制度は、男女問わず、活用されている方が多いですね。私も取得し、子どもが生まれてから約半年間、育児に専念しました。子どもの成長をすぐ近くで見られたことは、人生の財産になったと思います。

私は第二子が生まれたときに半年間、育休を取得しました。上司はもちろんのこと、周囲の社員も快く受け入れてくれ、復職もスムーズでした。

前職では子育てしながら時短で働く社員が少なかったので、私の存在は良くも悪くも目立っていました。当社の場合、社員は、育児だけではなく、介護や自己スキルアップ等、自身の生活の大切なことと仕事との時間を配分されています。その意味で、育児によるタイムマネジメントは特別ではなく、当たり前のこととして受け入れられていると感じます。

テレワークについてはいかがですか。私はほぼ毎日テレワークで、会社に出てくるのは月に1、2回です。現在は都内を離れて、海の近くで暮らしています。

前職ではクライアント先に常駐するスタイルでしたので、クライアントの始業時間にあわせて毎日出社していました。そうした縛りがなくなったので、私もほぼ毎日テレワークです。常駐型ではないというのも、MURCの特徴のひとつですね。

テレワークだと、子どもが学校から帰ったときに「おかえり」って迎えてあげられるんです。家族が家で待ってくれているという状態は、子どもにとって良いことだったと思います。

MURCではなぜこうした働き方が可能なのだと思いますか。

人的なリソースが不足していたら、こうしたゆとりある働き方は難しいでしょう。当社はその面でリソースが十分であることに加え、前提としてしっかり利益を上げられているという点が大きいと思います。三菱UFJフィナンシャル・グループ(以下、MUFG)の一員として銀行との連携が密に取れているおかげで、案件獲得の際にはさまざまな形で協力が得られることも事実ですし。

プロとしての世界観を確立していて、自立している人材の集団だからでしょう。社員を会社も信用しているから、自分らしい多様な働き方が可能なのだと思います。

コンサルタントという職業自体、裁量労働制やテレワークと親和性のある仕事だと感じています。それに加えてR.M.さんの言うように、MUFGという日本最大規模の顧客基盤を持つ金融グループの一員としての懐の深さ、余裕というものも大きな要因ではないでしょうか。

MURCで目指す未来

皆さんの将来のビジョンについて教えてください。

育児休職から復職しましたが、今後も保育園入園等さまざまなイベントにはしっかり参加して、子どもの成長を日々実感していきたいと思っています。一方で仕事においても積極性を忘れず、チャレンジングなプロジェクトにも関与していきたいと考えています。学生時代にソーシャルビジネスに興味があったと申し上げましたが、SDGsやESG経営が浸透してきた今は、ソーシャルセクターとビジネスセクターの垣根がずいぶん低くなってきたと実感しているので、そうした領域にも積極的に挑戦したいです。

私は子どもにとって良き父親であることが一番の目標です。家事・育児に協力的というだけではなく、社会人としての背中も見せられるよう、仕事にも真摯に向き合うことを今後も続けていきたいと思います。男の子2人の父親として、仕事している私の存在感もしっかり伝えたいですね。

私は娘がそろそろ自立する年齢を迎えるということもあって、新しいことに挑戦したいと考えています。具体的にはある地域の文化財を核とした地域活性化を画策しています。将来的にはその地域と2拠点生活をし、リモートで当社の仕事を続けながら地域と関わっていくことも可能ではないかと思っています。上司にちょっと話したら「そういう人材がいるのもいいねえ」と、とても面白がってくれました。私の理想の働き方は“ワークインライフ”。仕事と生活を分けて考えず、生活の一部に仕事があるという働き方を目指します。

では最後に、MURCへの入社をお考えの方にメッセージをお願いします。

当社では裁量労働制やテレワークが浸透しており、一人ひとりの事情にあわせた柔軟な働き方が可能です。働き方が各人に委ねられているとも言えるので、仕事の目標を自ら考えて、それに向かって行動したい人にとっては、非常に働きやすい環境ではないでしょうか。また、冒頭でお話ししたようにアカデミックな雰囲気は当社ならではの特徴ですので、知的好奇心の強い方には特に向いている環境だと感じます。

コンサルティング業界から転職される方について言えば、仕事の内容が大きく変わるということはないので、その点でのハードルはないと思っていいでしょう。気になるとすれば社風や人間関係といったところかと思いますが、人柄のいい穏やかな社員ばかりですので、心配はいらないと思います。自由な働き方が可能ですので、自分なりに「良い仕事とは何か」を常に考えられる方と一緒に仕事がしたいと思います。

事業会社からの転職を志している方は、異業種への転職に不安を持たれるかもしれません。MURCでは前職の経験が活かせる配属が考慮されますので、これまでのキャリアが活かせると思いますし、むしろ、業界特有の課題への認識や人脈が強みとなります。また、裁量労働制をベースに自己のタイムマネジメントが可能な環境ですので、自律したプロフェッショナルとしてご一緒に働けること期待しています。

other voice

MURCには、互いに個を尊重し合う社風と多様な制度を背景に、その人ならではの自分らしい働き方を実現している人が数多くいます。

#自己研鑽・自己実現

大学でさらなる“知”を探求する

コンサルタントとして勤務しながら、大学の博士課程に在籍しています。裁量労働制も活用して無理なく学びながら、深めた専門性を仕事にも還元できるので、ありがたいですね。

活躍のフィールドを広げる

同僚のコンサルタントには、大学病院で研究員として籍を置いている人もいます。当社では、もちろん一定の基準はありますが副業も可能です。活躍の場が広がることで新たな知見や経験を得て、それが個のキャリア形成や豊かさにも活きてくると思います。

#プライベートとの両立

家族と過ごす時間も大事にしたい

コンサルタントと聞くと、激務というイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。私も入社前はそうでしたが、当社では裁量労働制や時短勤務をはじめ制度が豊富で、働く場所や時間を個人の裁量で調整しやすく、家族と過ごす時間もしっかり確保できています。

自分らしい充実した時間を持つ

週に一度習い事をしているのですが、裁量労働制を活用して、仕事にも習い事にもしっかり打ち込めています。趣味を楽しむ人やテレワークに伴い首都圏から離れて勤務している人もいて、仕事とプライベートをその人らしく両立し、充実させている人が多いと思います。

#出産・育児

育休を活用しやすく安心できる環境

育児休職制度は男女問わず活用している方が周りにいて、私も取得前には経験者の方に話が聞けて心強かったです。家事や育児、子どもの送り迎えのために業務時間を柔軟に調整しながら働いている人もいます。周囲の理解やサポートもあり、安心できますね。

父としての時間も大事にできる

育休を活用している男性社員は多いですね。第二子が生まれた際に3ヶ月ほど、家事や育児を両立できるように勤務時間を原則17時までとしていた人や、奥様に帯同する形で半年ほど休職してもうすぐ復職予定の人も。父親としての時間も大切にできる環境です。