三菱UFJリサーチ&コンサルティング
ENTRY

徹底して好きなテーマに携われる。
その喜びが向上心につながる。

H.M.

政策研究事業本部
社会・地域ユニット
地域政策部
研究員
2020年度入社

PROFILE
困っている人を助けたいと考えて法律を学び、人が困窮する前に政策等の面から手を差し伸べられる公務員の道を選びました。中央官庁で約3年勤務した後、現場に足を運んで得た知見で政策形成の基礎を提供する仕事がしたいと思い、シンクタンクに転職しました。最近はウォーキングフットボールを始め、幅広い年代との交流を楽しんでいます。
入社前

MURCを選んだ理由

学生時代に当社のインターンシップに参加したのですが、群を抜いて自由闊達な社風を感じました。転職活動時の面接等においてもこの印象は変わりなく、ここならば伸び伸びと働けると感じたことが入社の決め手です。自身の専門性にプライドを持ち、自ら仕事を創造することにこだわる先輩方の姿勢にも惹かれました。
入社後

入社して気づいたMURCの魅力

若いうちから関心のある案件に自ら飛び込んでいくことができ、そうした思いを組織として尊重してくれると、入社前から聞いてはいましたが、全くその通りでしたし、想像していた以上に魅力的なことでした。自分が関心の持てる仕事に携わり続けられることは、モチベーションの維持・向上につながります。
INTERVIEW

国家公務員時代のスキルを、
研究員として活かす。

自治体向けにPFI事業の調査・アドバイザリーや公共施設の有効活用に関する調査等に携わっています。自治体が整備を検討している公共施設について、「官民が連携して整備・運営するためにどのような事業条件にしたら良いか」「予算は」「民間事業者の考えは」といったことを調査し、事業者募集の手続きの支援まで行っています。さらに中央官庁向けに法改正に伴う影響の調査や、新たな制度導入に向けた調査・ガイドライン策定支援等も担当しています。PFI事業のアドバイザリーでは、事業者を募集する際の事業条件の違いによって将来どのようなことが発生するか、想像しながら進めなくてはなりません。そのために誰にヒアリングすればいいかも検討する必要があります。このようにさまざまな場合を想定して段取りを組み、物事を進めていくうえでは、前職の国家公務員時代に身につけたスキルが大いに役立っています。PFIについてはまだまだ初心者ですので、今後多くの案件に携わることで、知見を養っていきたいと考えています。

現場に足を運んで得たものを、
政策形成に反映させる。

転職前の国家公務員時代は霞が関のオフィスの中で執務にあたっていたため、現場の事情が分からずに悔しい想いもしました。現場を見ることなく目の前の業務に追われることへのもどかしさもありました。今は自ら権限を持って政策を実現する立場からは離れたものの、現場に足を運んで調査し、その知見を政策形成に反映させていくことに面白みを感じています。もちろん単なる“伝書鳩”であってはなりません。自治体の方々と接する際も腹を割って話し合える人間関係を築くことで本音を引き出し、潜在的な問題点を気づかせてあげられるような存在でいたいと考えています。こうした取組を通じて、国と自治体の橋渡しの役割を担っていくことを目指しています。また、働き方も大きく変わりました。転職前は深夜帰宅が半ば常態化しており、家族と食卓を囲めるのも週末だけでした。裁量労働制かつテレワークとなった現在は、家族と毎日一緒に食事を楽しめています。自分のやりたい仕事をしながら家庭も両立できるという点で、当社より優れた環境は無いのではないかとさえ感じています。
PROJECT STORY

自治体の未来を拓く資料の作成に携わる。

ある自治体において、学校給食実施の是非を検討するための基礎資料作成に携わり、私はその調査の主導的な役割を担いました。特色のある自治体であったため参考にできる類似調査がなく、お客さまの要望を踏まえながら調査を進めました。自治体担当者からは「今後10年間はこの資料を使っていく」と高い評価をいただき、大きな達成感を得ました。比較的規模の小さな案件ではありましたが、自分がやりたかった仕事です。“好きな仕事ができる”当社ならではの喜びだといえるでしょう。
MESSAGE

「知のプロフェッショナル」を目指す人へ

当社の企業理念に“Humanismに立脚し、RomanticismとRealismの両立を目指す。”とあります。正直なところ、入社前はピンときませんでした。しかし今では、理想を語るだけでなく、今できることを淡々とこなすのでもなく、お客さまとの対話を通じて理想を描きその実現を目指していく当社の仕事は、まさにこの理念の体現そのものであると感じています。仕事を通じて社会にこんな貢献をしたいという確かな想いをお持ちの方と一緒に仕事ができたら、嬉しい限りです。