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将来を見据えた病院の経営改革の実現を支援し
適切な医療を必要とする地域社会に貢献する

コンサルティング事業本部  戦略第2ビジネスユニット経営コンサルティング第1部 チーフコンサルタント吉竹一将KAZUMASA YOSHITAKE

2006年中途入社。広島大学工学部情報工学課程卒業。前職は独立系システムインテグレーターのSE。この時に業務・経営改革に関連するプロジェクトを担当したことから、企業コンサルティングへの道を志し当社に転職。

My Policy

クライアントの意識を変え、変革の実現を支援できるコンサルタントでありたいと考えています。いかに立派な提案書やロジックを作り上げても、クライアントがそれを自分の課題として捉え、実際に行動することがなければ、それは絵に書いた餅であり価値はありません。第三者としての冷静な調査・分析はもちろん大切ですが、現場を巻き込んだ実効性のあるコンサルティングをすることを常に目標としています。

私の仕事

私は医療法人をクライアントとした経営コンサルティングに注力しています。現在、日本の医療界は超高齢化社会の到来を見据えた変革を迫られています。高齢化により医療需要は増える一方で、保険制度の財源逼迫、国の医療関連予算の削減等、外部環境は今後徐々に厳しさを増していくと考えられます。また、他方では医師や看護師等現場の担い手不足によって医療サービスの質の低下が起こる等、多くの医療法人が将来さまざまな経営課題に直面することが予測されます。
こうした背景がある中で、ある医療法人を対象とした案件では、10年後の地域の中で、中核医療機関としていかなる役割を果たしていくべきかをテーマにコンサルティングを実施しました。
プロジェクトでは、まず20年後までの地域の人口動態の変化を調べ、いつ頃どのような疾患が増えてくるかを試算、それに対応した医療環境整備の方針を自治体行政も交えながら検討を行いました。その結果、疾患の需給バランスに対応した病棟の機能転換、地域の医療機関同士のネットワークの強化、そして看護師の安定確保といった課題が見えてきました。次に、これに対するアクションプランを策定する段階では、具体的にどのように課題を解決していくかをクライアントとともに考えていきました。
プロジェクトでは経営層のみならず職員を交えたワーキンググループ(WG)を立ち上げ、定期的にミーティングを重ねていきました。ここで最も重視したのは参加者一人ひとりが課題を認識・共有し、自らの問題として捉えたうえで解決に向けた行動へと繋げること。そのため、ディスカッションのみならずWGメンバーと二人三脚でPDCAサイクルを回すところまでをフォローしています。
我々が達成目標としている「経営革新」とは、詰まるところは個々の意識改革とそれに基づく行動の変化の結果に他なりません。調査報告と提言で終わることなく、それを実現できる仕組みを作り機能させることをコンサルティングの最終的な目的に据えています。

手がけたプロジェクトの一部
  • 病院の中期経営計画策定
  • 企業・医療法人の海外展開支援
  • 病院の収支改善の施策立案
  • 医療ICT領域における成長市場の探索
  • 結婚相談所のマーケティングおよび事業戦略の再構築
  • 飲食店の収益改善

私のとっておき

『今後の環境変化を見据えた中期経営計画の策定』をテーマとしたプロジェクトの中で作成したシートです。ある地域の10年後の医療需要を定量的に試算し、今後の環境変化を可視化しています。この資料をベースに議論を重ねながら、クライアントである病院グループのビジョンを明確化していきました。その後、ビジョン実現に向けたアクションプランを作成し、病院改革の実行に着手。結果、地域需要に応えることで患者が集まり、病院単体で2年連続赤字の状態から、改革後は上半期で黒字化を実現することができました。

仕事の醍醐味

クライアントの変革と、その成長に携わることができる点が醍醐味だと感じています。業務改革プロジェクトでは、最初は現場の問題意識も希薄で、そのため往々にして後ろ向きの反応が多いものです。しかし、ミーティングを重ねる中でやがて個々の中に気づきが生まれ、いつしか自らの言葉で改革の必要性を熱心に語り始めることがあります。そうした変化を目の当たりにするときに、大きな手応えを感じます。

5年後の私

医療分野のコンサルティングに軸足を置き、さらに専門性を深掘りしていくつもりです。病院は一般的な事業会社と異なり、「経営」に対する意識は必ずしも高いとは言えません。それだけに、まだやるべきこと・できることは多いと感じています。また、近年は「医療ビッグデータの活用」「AIの応用」「IoTの活用」「再生医療技術を踏まえた薬の開発」等の取り組みが進み、数年後の医療環境は大きく変化している可能性があります。既成概念にとらわれることなく、新たな医療サービスの提供や経営手法を模索しながら、医療機関とそれを必要とする地域社会、ひいては日本に貢献していきたいとの強い思いを持って、仕事に取り組んでいきます。

エピソード

まだコンサルタントとしての経験が浅かった20代の頃に、あるプロジェクトの報告会の席上でクライアントにかけられた厳しい言葉が忘れられません。プロジェクトは順調に進み、報告書も満足のいく仕上がりだったのですが、そこに書いたことを「どう実現するか」という視点がないことをクライアントに指摘されたのです。大きなショックを受けた出来事でしたが、このとき、めざすべきコンサルタント像をはっきりと胸に描くことができました。

応募者の皆さんへメッセージ

当社は伝統的な企業グループの一員ですが、一般的にイメージされがちな堅苦しい雰囲気はなく、自由な社風の中で各社員がそれぞれ自律的に仕事を作りながら自らの専門性を追究しています。コンサルティングという仕事に興味のある方は、ぜひ一度当社の扉を叩いて欲しいと思います。そして、この道に入ったら、自らの信念や哲学を持ったコンサルタントをめざしてください。

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