01_210325_MURC_pamphlet_all-1p
11/28

2015年入社。大阪大学大学院言語文化研究科修了。大学ではタイ語を専攻、大学院ではタイの文化や宗教の研究に打ち込む。1年間の現地留学では、各地の寺院を巡ってインタビュー調査を実施した。小谷 彩華コンサルティング事業本部 経営コンサルティングビジネスユニット経営コンサルティング第2部 コンサルタント私の仕事経営コンサルティング第2部では、主に、中・西日本を拠点とする企業を対象にコンサルティングを提供しています。サービス領域は、経営計画策定・グループ経営推進・財務アドバイザリー・業務改革・マーケティング戦略支援・組織人事戦略等、企業経営全般に関する幅広いテーマを扱っています。私自身、入社以来、経営に関する幅広い知識を身につけるため、さまざまなテーマを経験してきました。プロジェクトの中でのコンサルタントの業務は、コンサルティングに必要な情報の収集や基礎調査・分析・資料の作成、クライアントとのディスカッション進行、後輩の指導等、多岐にわたります。その中で、プロジェクトリーダーの補佐としての役割を意識するよう心がけています。現在携わっているプロジェクトに、自動車部品メーカーの成長戦略立案があります。メンバー構成は、上司であるプロジェクトリーダーと私の2名。プロジェクト実施期間は約4ヵ月で、5年後を見据えた成長戦略の策定を目的とします。自動車部品業界は急速な技術革新が進んでおり、それらを応用した新製品が各社から次々と登場する等、非常に競争の激しい産業分野です。一方で、国内外の市場環境は日々大きく変わりつつあります。こうした中で、将来ビジョンを描きながら、採るべき成長戦略オプションを決定することは、企業経営における最重要課題のひとつとなっています。戦略とは「どこで、どう戦うか」ということですが、これを考えるうえで欠かせないのが、戦略の方向性を定めるうえで参考となる情報の提供です。その一例として、マクロ環境の分析手法である「PEST分析」をご紹介します。「PEST分析」では、政治(P)・経済(E)・社会(S)・技術(T)の4つの観点から、自社を取り巻く環境の変化やその影響を把握・分析します。例えば、政治では規制緩和や税制、経済では経済成長率や消費動向、社会では人口動態、技術ではインフラ整備や技術革新等、それぞれに分析・検討すべき複数の要因が存在しています。私はプロジェクトの中で、これらの要因分析に必要な基礎的データの収集や資料の作成を心に残るエピソード入社4ヵ月目。アパレルメーカー向けの営業提案資料を作成した際に、クライアントの経営層の前で自らそれを説明する機会を与えていただきました。情報分析・資料作成・プレゼンテーションという、コンサルタントとしての一連の業務を、自ら主体となって初めて体系的に経験したという意味で、6年たった今でも記憶に残る仕事になっています。担っています。主な情報は関連省庁が発表している白書等の公的資料や、業界団体や企業が作成したレポート等です。これら膨大な情報の中から、何を選びどのように分析するかを一から検討するのは簡単ではありませんが、戦略策定の基礎となる大切な業務であり、責任感を持って仕事に取り組んでいます。こうした分析資料をもとにクライアントと定期的なディスカッションを行います。プロジェクトリーダーのサポートを受けながらではありますが、その際のディスカッションの進行も担っています。私の信念論理性を大切にしながらも、プロジェクトを通して経営課題の解決のみでなく、論理のみで語ることのできない「人」や「組織の文化」に影響を与えられるような、コンサルタントをめざしています。経営に関する幅広い知識の継続的な吸収はもちろん、クライアントとの距離感を縮め信頼関係を築くことを強く意識しています。また、プライベートの時間も大切にし、メリハリのあるワークスタイルを確立したいと考えています。官民分野を問わず活躍するプロフェッショナル集団。プリンシパル チーフコンサルタントアソシエイト/コンサルタント ビジネスアナリスト シニアコンサルタント コンサルタントのキャリアステージ経歴Ayaka Kotani11Consulting

元のページ  ../index.html#11

このブックを見る